エポニーヌに花束を

大切なことは、全てミュージカルが教えてくれた。 ミュージカルの感想、自分なりの解釈、思い出、色々と。

2016年06月

ラディアント・ベイビーのキャスト発表された時、
私は飛び上がる程、嬉しかったのを覚えています。

だって、主演である柿澤勇人くんの"恋人役"が松下洸平くんだったから。

ミュージカル『スリル・ミー』と彼と私ですよ!

スリル・ミーの素晴らしさについては、
下のまとめからご覧ください。



スリル・ミーは初演から4回ほど、再演が繰り返されているカルト的人気を誇る作品です。

二人の出演者と一人のピアニストのみで繰り広げられ作品で、柿澤勇人くんと松下洸平くんは、初演から再再演までは、ペアを組んでいました。

この二人の関係性が私はすごく好きで、
スリル・ミーはこれまで色々なペアで上演されているのですが、
私のイチオシは、柿澤×松下ペアでした。
なんというか、お互い好き好きでしょうがないのに、
素直に好きと言えない、いきがってしまう中二病感がたまらなく好きだったんです。

スリル・ミーの作品自体、二人のラストはとても切ないものだったので、
今回のラディアント・ベイビーでは、「幸せな二人が見れるかもしれない」と期待したものでした。

前置きが長くなりましたが、、、

ラディアント・ベイビーでは、
スリル・ミーの立場と二人が逆転したような形になってましたね。

スリル・ミーでは、柿澤くんが攻めで、松下くんが受け。
強気な柿澤「彼」に従順になる松下「私」が、
ラディアント・ベイビーでは、松下くんが攻めで、柿澤くんが受けになってました。

ラディアント・ベイビーでは、PARADISEでDJをやっていた
カルロス(松下くん)から、つまらなそうにしている白人男性キース(柿澤くん)に興味を持って迫るんです。

まぁ、あっという間に服を脱いで、二人上半身裸で踊り狂う(もうヤッてるんでしょう)んですが、
もう、スリル・ミーでは、じわりじわりとネクタイを外していきながら二人向き合って、ためてためて、松下くんが押し倒す!というすこぶる情緒的なシーンが見せ場だったんですよね。
それが、ラディアントで、ノリノリで上半身裸で抱き合う、踊り狂うのを観て、
「あぁ、やはりこれはスリル・ミーじゃないんだな」と改めて実感した場面でもありました。

それにしても、松下くんの身体が仕上がっていて、
すごくかっこ良かったです!!
スリル・ミーの「私」の時は、ちっちゃくて細くて、神経質な少年って感じでしたが、カルロスではセクシーなチャラ男に見えましたからね。
上腕二頭筋と胸筋をしっかり鍛えて、とってもセクシーゲイになってましたよ!

二人が一夜を過ごした朝のシーンも、
キース(柿澤くん)はカルロス(松下くん)に自分を紹介するのに、
カルロスの身体にペイントしていくんです。
そういうプレイ?!ってやつだと思うんですが、
まぁ、ドキドキさせますよね。


で、

これは、もうスリル・ミーファンの気持ちをしっかり汲んでくれたと思ったのが、

柿澤キースが松下カルロスに、

「今はダメだ!」

って言うシーンがあるんです。
それに対して、松下カルロスは、
「欲しいときに欲しい!」とキースに訴えるんですね。

これ、

「今はまだダメだ!そんな気分じゃない」
「ずっと僕は待ってた!君からの言葉。
約束だよね。次は僕だって。さぁ壊してくれ!
もっと強く、もっと!」

あの、スリル・ミー一番の見せ場の掛け合いの場面とよく似ていた場面だったんです。
立場的にも、柿澤くんが「今はダメだ」松下くんが「次は僕との約束の番だろ」っていうのくだりが一緒!

このシーンがあっただけで、スリル・ミーファンの思いは報われたと言っても過言ではないと思います(๑˭̴̵̶́ꄱ˭̴̵̶̀ )
「ありがとう!」と心の中で叫ばずにはいれなかった。


ラディアント・ベイビーでは、
柿澤キースと松下カルロスは別れてしまいますが、キースがHIVで亡くなる場面でカルロスが看取っているような感じになってました。
松下くんのブログによると、
実在したカルロスもHIV感染者で、実際は、キースよりも先に亡くなっていたそうです。
もう切なすぎますよね。

柿澤×松下のカップルコンビには、どうしても幸せに全うしてもらいたいと思ってしまうので、30年くらいたったら、
「ラ・カージュ」やって欲しいと思ってしまいます(笑)

まぁ、やらないでしょうけど。。。

最後にクリエの物販で、
柿澤コーナーと松下コーナーでそれぞれ「スリル・ミー」のCDが販売されていたのですが、
このCD発売の時は、もうペア解消で、
柿澤くんは尾上松也さんと、
松下くんは小西遼生さんとのペアになっていたので、
私もCDもちろん持っているし、分かってはいるけど、
やっぱり、柿澤×松下の時にCD出して欲しかったと考えずには入れませんでした。
(万里生さんのアルバムに新納さんとのスリル・ミーを入れてくれてたから、柿澤くんか松下くんがアルバム出した時に、同じようにやってくれないかなー。)

今日は、スリル・ミーファンとして偏った見方の感想レポでした。

あー、もう一回観たいなぁ

 

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「ラディアント・ベイビー」を観劇してきました。

31歳という若さで、ものすごいスピードを命を駆け抜けていった
キース・へリングという実在したアーティストの人生をミュージカルにした作品。
オフ・ブロードウェイ発のミュージカルです。


この作品、リピートすればする程、好きになる作品です!
曲が素晴らしくキャッチーで覚えやすいし、
耳に残る曲ばかりなんですよね!
まさしくRENTのよう。

クリエの音響が悪いのか、歌詞が聞き取りづらかったっていうのは、
正直なところだったんですが、
一緒に行った友人によると、RENT初演時も早口過ぎて最初はみんなわかっていなかったとのこと。
でもRENTも今では、何度も何度も再演されるくらい、みんな大好きな演目になっていますよね。

ラディアント・ベイビーもそうなっていくんじゃないかと思います。
全ナンバーが素晴らしくよくて、メインキャスト以外のナンバーも
頭に残る曲ばかりなんです!

曲以外もキャスト全員が歌える人たちばかりだから、聞きごたえもある!

CDで聞いて何回も曲聞いて覚えて、何度も観に行きたいと思える作品です。

早速、再演希望!!の演目です。


ただ、気になるのが、空席が結構あったこと。
クリエのLINEからも学生割引チケット販売の案内が来るくらい
売れ行きが芳しくないのは、何となく感じとれてしまいます。

このままだと、「ネクスト・トゥー・ノーマル」のようになってしまう!!
ネクストもものすごく素晴らしい作品だったのに、
客入りが良くなかったんですよね。出演者の新納さんがブログで怒っていたくらい。 。
だから再演も期待できないかなって思うんです。

お願い!東宝さん!
ラディアント、RENTなみに育てていって!
再演目指してください!!




はい、では、
ここからはネタバレ含めたレポを書いていきます。


キース・へリングという画家について、
私は今回の作品で初めて知りました。
あの「ラディアント・ベイビー」という絵はなんとなーく見たことがあった気はしますが、
キース・へリングに知りませんでした。

この絵が「ラディアント・ベイビー」みたいです。


あ、あと最近、この作品にとってはナイスなタイミングで、舛添都知事がキースの友人に宛てた手紙を
ネットオークションで公費で落札したことで話題になっていましたね(笑)



ポップアートの世界で売れっ子アーティストになったキース(柿澤勇人)。
日々押し寄せる仕事の中、作品が生み出せない苦しさでもがいていた。
アシスタントのアマンダ(知念里奈)は彼の思いをくみ取りながら、
彼の言うままに仕事をセーブしていく。キースの焦燥感にアマンダも不安が募っていく。
恋人のカルロス(松下洸平)ともすれ違うばかり。
一番の友人ツェン・クワン・チー(平間壮一)との約束も反故してしまう。


近所の(?)子供たちと絵を描くことがキースの癒しの時間だった。

そんな彼の過去をフラッシュバックしながら、
物語は進んでいく。

一幕ではキースが 
自分が「ゲイ」として、「アーティスト」として、自分が生きる世界を見つけていく。

二幕では、ポップアーティストとして売れっ子になったキースが 
仕事に行き詰まって苦しみ、世間に求められなくなってしまった頃、 
ファンである少年からの一通の手紙をきっかけに 
またひたすら仕事に没頭していった様子が描かれています。

ちなみにこの格好、日本テレビの24時間チャリティTシャツ着ているように見えません??笑


一幕での最大の盛り上がりシーン「PARADISE」というクラブシーン。 
もう、圧巻ですね! 

エリアンナさん演じるディーバの圧倒的歌唱力!
そして、恋人カルロスとの「濡れ場」といっていいくらいの出会いのシーン。

個人的には、柿澤さんと松下さんの恋人同士という絡みが見たい!というだけで
チケットを買ったので、気分は高揚しちゃいますよね。
柿澤さん、松下さんシーンは色々書きたいことがあるので、別ブログに残します。


このPARADISE のシーン、手拍子しながらこちらも盛り上がりたいんですが、他のお客さんが微動だにしなかったので、こちらもノれず。。

3列目中央くらいの席だったら、迷いなく手拍子しながら観てたなぁ。


長くなりそうなので、続きはまたで。




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